契約破棄

愛人契約の成功者から教わった失敗しないパパ募集と掲示板の利用法
契約破棄してからというものの、何だか、私は女としての潤いがなくなってしまったかのような感じだった。
これまでに、女としてちやほやされていたのも、結局は、あの契約があったからこそ。
契約破棄をした今や、もはや、私は女として見られることがない。
そんな状況を打破する為に、私は新たな出会いを見つけることにしたのだった。
そういうわけで、とある出会いサイトを使って、私のことを女として見てくれる男性を募集することにしたのである。
そこの出会い系サイトにある掲示板にて、「契約破棄しました。ですが、心機一転して、また新たな出会いを見つけようと思い、こちらに書き込みます。今回は、契約とかではなくて、普通のお友達の関係を希望。まずは、お茶からでもいかがでしょうか?●ケイコより●」と書き込みをした。
すると、数分しか経っていないのにも関わらず、何十通ものメールをいただいた。
契約破棄というレッテルが貼られている私に、こんなに慈悲をかけてくれる男性がいることに嬉しかった。
数あるメールの中から選んだのが、Jという男性。
色々と理由はあるが、何といっても、彼の人柄の良さがわかるメールから、彼と会うことにしたのである。
そんな彼は、実は今、私の目の前の席に座っている。
無邪気に、白いお皿に乗ったショートケーキを食べている彼。
彼を見ていると、契約破棄する前の私はなんて損をしていたものだろうかと、つくづく感じざるをえない。
・・・そう、契約なんてするよりも、こういうピュアな関係の方が、女らしさ云々以前に、私らしくいられるからだ。

リフレ